2012-03-07 第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
これを受けて、東京電力から、原子炉の冷温停止状態に係る循環注水冷却システムに関する設備に係る施設運営計画について報告書が提出され、原子力安全・保安院は、専門家の意見を聞くなどし慎重に評価を実施してまいりました。この評価結果等から、冷温停止状態が達成されていることが確認をされたところでございます。
これを受けて、東京電力から、原子炉の冷温停止状態に係る循環注水冷却システムに関する設備に係る施設運営計画について報告書が提出され、原子力安全・保安院は、専門家の意見を聞くなどし慎重に評価を実施してまいりました。この評価結果等から、冷温停止状態が達成されていることが確認をされたところでございます。
また、事故収束に関しては、循環注水冷却システムの中期的安全の確保などに関する専門家による緻密な検証作業を経て、原子炉が冷温停止状態に達したことを確認したことから、発電所の事故そのものは収束に至ったと判断いたしました。
圧力容器底部の温度がおおむね百度以下であること、格納容器からの放射性物質の放出を管理していること、そしてこの二つを達成するために循環注水冷却システムの中長期的な安全を確保すること、これを目指しておられて、今は、現在安全な状態かどうかというのを確認作業をしているとおっしゃったので、まだ安全な状態ではないというふうに私は理解をしております。
それが、今申し上げた二つの条件を維持するために、循環注水冷却システムの中長期的な安全を確保していることと、これであります。つまり、一時的に百度以下になり、一ミリシーベルト以下になったとしても、これが持続しなければ冷温停止状態とは言えないということでこういう条件を課しております。 これをどう解釈するかというのが谷岡委員の御質問だというふうに思いますが、こう考えております。
○国務大臣(枝野幸男君) 原発事故の収束に向けた道筋において、冷温停止状態は三つの要件、圧力容器底部、底の部分の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器からの放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、敷地の境界において一ミリシーベルト・パー・年以下にすることを目標とする、そして、これら二つの条件を維持するため、循環注水冷却システムの中期的安全を確保していることということで
この二つの条件を維持するために、いわゆる循環注水冷却システムですけれども、これを中期的に安全の確保がなされていることという形の目標を定めさせていただきまして、現在、それがしっかりと進捗がなされているかどうかというところを慎重に、かつ厳正に評価をして確認をしているところでございます。 現在の状況を申し上げますと、圧力容器、先ほど申し上げた圧力容器底部の温度、計測値は百度以下になっております。
従来のフランスのアレバ社製とそれからアメリカのキュリオン製、この二つ体制で八月までこの循環注水冷却システムを稼働させておりました。八月からは、先生御案内のとおり、御指摘いただいたとおり日本製が入ったところでございまして、そこでかなりの言わば処理量が増えて、稼働してまいりました。
冷温停止状態は、圧力容器底部の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器から放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、循環注水冷却システムの多重性等を確保していることの三つを条件としております。これは、事故収束に向けた道筋において、今後三か月から六か月の間に達成することを目標としたステップ2の重要な柱であります。
事故の収束に向けた具体的な取り組みは、さまざまなトラブルと試行錯誤の連続ではありましたけれども、佐藤議員も御指摘をされたとおり、現場の大変な努力の結果として、多くの困難を乗り越え、循環注水冷却システムの構築などの成果を上げてきました。